駅から徒歩10分の物件として一戸建てと分譲マンションがあるとき、どちらの方が通勤や買い物がしやすいかです。
どちらも同じ徒歩10分なのだからどちらでも同じような利便性があるように感じます。
しかし実際は少し異なるかもしれません。
基本的に不動産情報の徒歩10分は距離を表しますが、それがどこを起点に考えているかです。
分譲マンションにおいては各戸の距離などを示すことができないので、おそらく物件の入り口などまでの距離から表示しているのでしょう。
一戸建てに関してももちろん物件の入り口を基準にして10分などと表示しています。
となるとこちらは表示内容と実際の移動距離にほとんど差はないと言えそうです。
一方マンションは入り口から各戸までの移動時間を考えなくてはいけません。
エントランスからエレベーター、さらにエレベーターから各戸などに行くとなると意外に距離があり時間もかかります。
車を使うときも一戸建てなら自宅横の車庫から出せますが、マンションだと駐車場まで行くのに時間がかかったり車庫出しに時間がかかるでしょう。